鳥取盲学校で、講演会しました。
ぱにーに田園町店が、10年前、福祉事業所としてスタートした時、ある一人の鳥取盲学校の卒業生が、入社してきました。
彼女は、全く目が見えませんが、お家の方に送って頂いた後、会社の玄関を入ってからは、一人で動きます。
「その様子を、是非、盲学校の在校生に紹介してほしい」との依頼で、彼女と二人で出かけました。
題して
「就労・社会参加について考える講演会・研修会」
盲学校の在校生とその保護者の方、そして、先生方です。
まず、全盲の彼女が、ぱにーにを利用するようになったきっかけ…
進学か就職か、ギリギリまで迷い、「指先を使って、色々な物を作るのが好きだったから」と、最終的に、ぱにーにを選んだそうです。
彼女は、パンの袋入れから、箱折り、シーラー、色々な事が出来ます(^^)
全盲ではない在校生の前で、箱折りを実演 ٩( ‘ω’ )و
すご〜い!!と歓声が上がりました。
全部で14回折って、完成させます♪
さっそく、在校生の一人が挑戦٩( ᐛ )و
ム、ム、ム…….(>人<;) 難しい💦
皆んなの、応援する声!
なかなかの苦戦で、やっと出来上がった時には、彼女の凄さを、皆んなが大絶賛 *\(^o^)/*
目が見えなくても、皆んなと仲良く、色々な事に挑戦する彼女の姿に、在校生の皆さんのテンションが上がった!
と先生のお言葉でした (^^)/
私も、この10年間、彼女から色々な事を学びました。
「目が見えないからこの仕事は無理」「目が見えないからあの仕事は無理」「この障害があるから、あの仕事は無理」むり!無理!無理!
無理って、何だ? やりもしないで、無理って決めつけてるのは、誰?
それが、差別だと、気付かされた瞬間がありました。
本人がしたい事はやってみよう٩( ᐛ )و
10年経った今、彼女は、ぱにーにの貴重な戦力の一人です!
差別のない世の中に…
ぱにーにの願いです╰(*´︶`*)╯♡